2019-09-27 (Fri)

以前こころの中も断捨離をという記事で
心に沸き起る感情を手放す手法を紹介しましたが、
実はこれ瞑想法そのものなんです。
瞑想というとちょっと取っつきにくい印象ですが
やり方は至って簡単なんです。
ただし心が無になる瞑想状態を持続するのは非常に困難。
でも気にすることはありません。
最初は1分でも2分でも構わないので、
心の中の雑念を消し去ることが大事なんです。

場所だってどこでも構いません。
ほんの少しの空き時間があればいいんです。
静かに大きく息を吸って、少し止めて、細く長く吐き切る。
できれば腹式呼吸でこれを繰り返します。
ゆっくりと「限界まで吸って」「止めて」「限界まで吐く」
この一連の呼吸の動作に集中してみてください。
その間はこころの中から雑念が消えているはずです。
もし何らかの感情や考えがこころの中に浮かんだら
客観的に「今自分は○○を感じているんだな」と
自分の思考を見つめ、受け入れ、そして手放してあげます。
深い瞑想状態になると
光も音もそして時間さえも無い空間に
明晰な意識だけが唯ある感覚となります。
瞑想が終わった後は何だか少しスッキリしたような
リラックスした解放感と穏やかな気分が感じられます。
はじめはうまくいかなくても大丈夫。
だんだん慣れていきます。

もし正式な瞑想のやり方について興味がありましたら
書籍などを参考にされた方がいいかも知れません。
ネット上は玉石混交状態で瞑想会やセミナーへの
誘導目的のサイトも多く見受けられますのでご注意を。
瞑想で大事なのは執着を手放し無になること
あまり形式的なことに囚われる必要はないんです。